一般社会に出る前に、最低限「社会人マナー」を心得ることが必須!

研修

入社後に新入社員のビジネスマナー研修を行っている企業は一握りで、社会人になったら自分で知識を習得していくべき……という風潮が多々あることが事実です。

高校・大学を卒業し就職が決まり一般社会のステージに上がるとき、今までの学生気分の常識は一般社会では全く通用しません。

これから社会に出て活躍しようとする高校・大学などの学生さんのためには「社会人としての最低限のマナー」くらいは、高校・大学の授業の一環として取り組むべきだと思いますが、実際そこにあまり時間を割かれていないのが現状です。

 

ですから自分自身で社会人マナーを勉強し、社会人としてのスタンスを心得ておく努力をしましょう。

企業としては、すべての新卒・新入社員が社会人マナーを心得て入社してくるわけではないことを理解して、新人研修はしっかりと行ってから現場に出すくらいの余裕は持ちたいものです。

これをするのとしないのでは外部から会社の評価レベルが大きく変わってくることもあるのです。

いち社員の「マナー習得レベル」によって外部の方に会社レベルの評価をされる重要な項目になります。

社会人マナーができていないスタッフが外に出れば、お得意さんやお客様に

「そのスタッフの社会的レベル=その会社のレベル」

……と見られれてしまうからです。

会社を運営していくにあたり社員スタッフには「社会人マナー教育」はしっかりとしておきたいものです。

個々のスタッフも社会に出たら、自分の言動ひとつひとつが自分の会社の評価につながってしまうことを理解し、個々が会社の看板を背負っていることを心得ておきましょう。

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社会人としての最低限のマナー

社会人としての人格にかかわるマナー

◆時間厳守10分前行動は常識です

◆メモをとる習慣を身につけます

◆話を聞くとき、腕組み・ひじをつく・よそ見をすることがないようにします

◆座るときは、足組み・大股開きで座ることがないようにします

◆わかることはあいづちを打ちながら話を聞きます

◆わからないことは、質疑応答の時間に質問します

◆真実に従い、うそはつかないことを原則にします

◆マイナス言葉を使わず、前向きな言葉に置き換えるようにします

◆1本指で指し示すことないようにします

言葉遣い

言葉遣いは同僚や上司といい関係性を築くための大切なものです。相手に快く受け入れてもらえる自分になるかならないかは自身の言葉遣いを知ることから始まります。

◆敬語を正しく使うようにします

◆表情が明るくなるように意識し、優しい感じのトーンで話します

◆穏やかな口調で友好的に接します。

◆相手に対して心配りを持ち、言葉を選びます

◆専門用語を使わずに分かりやすい言葉を用いるようにします

◆相手を否定しないような話し方を選びます

お辞儀のしかた

◆背筋を伸ばし両手を前で重ねます

◆お辞儀の前と後は、相手の目を見るようにします

◆言葉を先に言ってからお辞儀をします

◆頭を下げず腰を折るようにします

◆頭を上げるときは、下げるときよりゆっくりと行います

お辞儀の角度

◆待ってもらうときや、依頼のとき……(会釈) 15度

◆お迎えやお見送り………………………(敬礼) 30度

◆お詫び……………………………………(最敬礼)45度

これが、基本的なお辞儀の角度です、あとはその場の状況に応じて、感情をこめて行います

案内のしかた

◆手の平を上向きで親指以外の指は開かずに方向を示します

◆ひじの角度の開き方で距離感を示します

※お客様をご案内するときの注意点

  • お客様がお探しの商品の場所がわからないとき、お客様を連れまわして探さず、商品の場所を確認してからそこまでご案内します。
  • トイレの場所を案内するときはトイレの前まで案内すべきではありません。
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<エレベーターのマナー>

エレベーターの中が無人の場合

「お先に失礼します」と言い、自分が先に入って“ドアの開くボタン”を押しお客様や上司をエレベータ―内入れます。

エレベーターの中に人が乗っている場合

自分は外の“ドアの開くボタン”を押すかドアを押さえて「どうぞ」と、エレベーター内に先にお客様や上司を入れた後に入ってボタンの前に立ちます。

エレベーターを降りるとき

“ドアの開くボタン”を押すか、ドアを押さえるなどをして、お客様や上司を先に降ろします

来客が帰るときのお見送りするとき

エレベーターのドアが完全に閉まるまでおじぎを続けます

エレベーターの席次

操作パネル側が末席となることだけをしっかりおさえておき、エレベーター奥左側から上座になります。ドアに向かって右側が、上位席次となります。

 

受け渡しのしかた

◆両手を使います

◆手の甲が下向きになるようにします

◆相手の方から見やすい向きで渡します

◆とがったもの(ハサミ・ペン等)は自分の方に向けます

◆小さなものは片手を添えます

 

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