”会社が進むべき方向”へ社員・スタッフを導く方法は?

指導教育

仕事を進める上で必ずといっていいほど問題は発生し、その都度どちらに進むべきか選択を余儀なくされる場面が起こってきます。我が社はどっちの方向へ進めば良いか……スタッフ全員が分かっていないと会社として進むべき方向へなかなか進んでいきません。

 

みんなが好き勝手な思考を持ちそれぞれが思う方向に向かっていたら、真ん中を基点に外へ外へとみんながロープを引っ張りあっているだけの状態でただ疲れるだけです。

会社の方向性を示す指針がなければ、新入社員やスタッフたちは何を基準に判断し、どちらの方向に進んだら良いか右往左往します。

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仕事を前に進め会社をより良い方向へ前進させるには、いろいろな意見や考え方があっていいのですが、みんなが同じ方向性を持ったうえで考え発言し、切磋琢磨したうえで最終的に決断・行動していかなければなりません。

そのためにはスタッフが仕事をしていくうえで「どちらに向かって仕事を進めていけばよいのか」……という会社の向かうべき方向を示した経営理念・経営方針を明確にしておかねばなりません。

 

どんな会社にも恐らく「経営理念」はあり、額に飾られていることでしょう。

しかし実際には自社の「経営理念」を知らなかった……という社員がほとんどで”絵に描いた餅”のようにただ飾られているだけのことも多々見受けられます。

これではまったくダメです!

 

「経営理念」と「経営方針」は働く上での道しるべとしてしっかり知らしめていかねばなりません。

経営理念は内容を抽象的に明文化されているものですので、経営方針として具体化することが重要で「どんな目的のために」「どんな行動をするのか」ということを明確化します。

会社が理想とする目標地点に進むために、見当違いの方向に向かった行動はしないように、ブレることなく組織としてまとまった行動が取れるようにするのです。

「10年後の将来はこんな会社になっていたい」「こんな使命を持って働きたい」「こんな社会貢献をしたい」という目標を実現させるための具体的な指針を明文化します。

 

自分たちの使命や存在意義は何なのか……という価値観を共有できるようにし物事の判断基準を統一しておくのです

 

そうすれば「どうすれば良いか……どう考えるべきか……どう判断してそちらの方向に進んだら良いか……」など解決策がまとまっていくことでしょう。

そしてスタッフが同じ方向に進みはじめ、重たい荷車の車輪がようやく前に転がり始めるのです。

 

何か新しいことに挑戦しようとするとき、何か事を起こそうとするとき……会議やミーティングでみんなから意見を聴収します。

対立した反対意見やさまざまな意見がでることは良いことなのですが、最終的に決まったことは、全員がそれを守り、まとまってそちらの方向へ行くことを約束させなければなりません。

ですからみんなの意見が出そろい反対意見を持ったスタッフにも納得してもらえるまでとことん話し合うことが大事です。

 

これを繰り返しをすることの中で成功や失敗を共有し、会社が理想とする目標地点に向かって事を成し遂げることができるまとまったチームになっていくのです。

もちろん業績も自然とついてくることでしょう。

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